まずはここから!-分解塗装の手引き-

どうも!ゲームキューブコントローラーをメインに塗装やってます。

LABO”GC”代表ぴこ/Picoと申します。

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〇まずはここから!-分解塗装の手引き-

準備するもの

・ゲームキューブコントローラー
・Y字ドライバー(画像中央)
・プラスドライバー #0 (画像左)
・ティッシュなど(吹ければなんでも○)

①Yネジの取り外し

Y字ドライバーにてネジを6本抜きます。定期的に清掃していないと画像が示すポイントが錆び付いている場合があるので注意。

②取り外し

ネジを抜いたら取り外します。この時、画像の向きで取り外すことで中のボタン等が飛び散ることも無く、基板が下手に外れることがないのでオススメです。

③基板取り外し

まずZボタンを取り外します。結構簡単に取れます。次に基板を取り外しますが、画像2枚目のようにケーブルから取り外します。これをすると簡単に基板を取り外すことができます。

④スティック、ボタン等の取り外し

取り外すとこのような形になっていると思います。白いゴムのような物はフレームの方についていることもありますが、基板についていたらとりあえず剥がし、それに合わせてスティックも外していきます↓

外す際、裏のモーターを手で押えながらスティックを外すようにしましょう。
押さえていないとスティックを外そうとして基板を持ち上げた時、固定されていないモーターが基板から落ちてしまうために接続点に物理的な負荷がかかってしまう恐れがあり、断線のリスクがあるので気をつけましょう。画像のように指で押さえておくと良いです↓

開けるとこんな感じ。かなり汚れてるのが分かると思います。

コンラに不調を感じているのならまずここを綺麗にしましょう。基盤そのものやスティックボックスと呼ばれるスティックが刺さっている部分についてはかなり精密なものとなっているため、軽くなでるようにふき取るようにしましょう。

続いてこれらもひっくり返して外します。ここはやれば分かります。

⑤L、Rボタン部の取り外し

今度はプラスドライバーを使用します。ここのねじはYでは無いので注意しましょう。先程示した大きさのプラスドライバーであればすんなりと取れます。

黒いパーツを外したらLRを取り外します。画像のように挟むようにして、奥側に倒し込みながら取り出すと取りやすいです。

⑥清掃

ます基板以外のものを綺麗にします。ティッシュだと細かい繊維がボロボロするので、ウェットティッシュが望ましいです。筆者のように手元になければ数滴ティッシュに水を垂らし、本体を極力濡らさぬように拭き取ると綺麗にとれます。

フレームに関して、画像のような箇所に汚れが溜まる確率がかなり高いので、よく拭き取ると綺麗になります。

スティックに関してはくぼみの部分(画像の箇所)が汚れている場合が高いです。

操作感に大きく影響するのできちんと清掃しましょう。

LRトリガーも拭きます。LRが効きにくくなってきたと感じたらここに汚れが溜まっていて、引っかかってしまうために効かなくなっていることが多々あります。

LRが壊れたということで引き取ったものが、掃除したら全く問題なかったというケースがあり、勿体ないなあと思うことが多かったのでしっかり拭きましょう。

⑦裏側組み付け

ボタン等全て拭き終わったら組み付け。この時、画像のような順序で組み込みましょう。画像のようにLRの下には基板との接地面が着いているので、窪みにきちんとハマるように組み付けましょう。ミスると大変なことになります。

組み終わったら最初にプラスドライバーで外した部分を再度取り付け。

これで裏側は完成です。次に進みます。

⑧表側組み付け

まずスティックを組み付けます。1枚目画像のようにスティックを差し込む部分は凸のようになっており、雄側と雌側が噛み合うようになっています。はめる際に強い力は必要ないので、はまらないと感じたら凸部がきちんと噛み合っているかどうか確認し、慎重に取り付けましょう。

次にボタンもはめていきます。ここも強い力は要らないので、形をよく見て組みましょう。

次に基板との接地面を取り付けていきます。

ここは画像を見た方が早く確実だと思うのでよく見て行いましょう。

順序は画像の通りです。各部品に穴が空いており、フレームにピタリとハマる箇所があるのでよく見て取り付けましょう。

組み終えたらZボタンと共に基板を取り付けます。

先にZボタンを画像のようにつけます。この時必ず画像のように取り付けましょう。

基板の取り付けの際に、先にはめたゴム状のものがズレているときちんとハマらないので注意です。

確実に取り付けられたなと思ったらケーブルを画像のようにはめ込んでいきます。

⑨表裏組み付け

まず基板を見ると画像1枚目にて示している部分が左右にひとつずつ付いていますが、両方必ず一番上になっていることを確認してください。2枚目の部分と合わさるため、1番上にしていないと破損の危険性があります。注意が必要なので慎重にはめ込みます。

前述した内容をふまえてはめ込みます。

この時、きちんと手順通りできていないと画像のように少し浮いた状態になってしまいます。この際は前述した内容をよく見てはめ込みましょう。

その後、ネジを閉めていくのですが、最初は全てのネジを緩く締め(仮締め)、きちんと組み付けられていることを確認しながらネジを強く締めていきます(本締め)。これをするとコントローラーに負荷を与えずに済むので、実践していただきたいと思います。

ネジを締めたら完成です。

皆さんも綺麗なコンラで気持ちよくスマブラを行いましょう!


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