超初級:上塗りクリアー技法(ボデーペン)

どうも!ゲームキューブコントローラーをメインに塗装やってます。

LABO”GC”代表ぴこ/Picoと申します。

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ボデーペン(クリア)について

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一般的に着色後はクリア塗装と呼ばれる工程が必要です。

クリア塗装とは無色透明な塗料を着色されたコントローラーに吹き付け膜を作ることで皮脂や水、その他衝撃等から守り塗装をより長持ちさせるために行われる塗装です。

塗装に慣れてきた方についてはボデーペンではなく2液混合型のウレタンクリアを用いた塗装を行うことが理想ですが、2液ウレタンを用いた場合、化学反応によってスプレー内部の塗料が硬化してしまうために一度空けたら使い切る必要があるので、あまり初心者向けではない塗料と判断しています。

ボデーペンは他のラッカー系スプレーのクリアよりも耐久性が高く、放置していてもスプレーの中身が硬化しないので長期間使うことができ、手法は他の塗料とさほど変わらないため、ボデーペンで塗装そのものに慣れていくことが技術向上への近道であると言えます。

次項から具体的な手法を記載していきます。

①クリア加工前

色つけ完成後クリアを加工する前の段階です。ツヤがないのが分かると思います。

②クリア吹き付け(1回目)

画像ではクリアを塗ったとはとても思えないと思いますが、若干ツヤがあります。最初にクリアを吹き付ける際には吹いたか吹いてないか分からないくらいで15分程度時間を置くことが大切です。ここの一旦待つという感覚があまり馴染みがないものなので、しっかりと待ったほうがいいです。

③クリア吹き付け(2回目)

2回目を塗りました。結構LABO内で投稿いただく作品見てて思うことですが、ここでクリア吹くのやめてる人多いのではないでしょうか。

微妙に光が反射して凹凸が目立ってしまっている作品が多く、せっかくの良いデザインなのに、クリアのせいで手作り感満載の作品が出来上がってる様子をよくみます。(そういう人ほど色つけまでは完璧な場合多いです。まじで勿体ない。)

また、画像①の段階から一気に艶が出るまで進めた場合もここで止まってしまう場合があります。環境にも大きく作用される上に時間との戦いとはなってしまいますが、もうひと吹きして欲しいです。

時間を置いてまたひと吹きします。

④クリア吹き付け(3回目)

3回目塗りました。先程より光の反射がしっかり出ていると思います。このくらいやるといい感じです。ボデーペンだけではこのくらいが限界です。状態を見て、このくらいで良いかなと判断できた場合はここで終わりです。

完全乾燥まで3日間かかりますが、念のため一週間あけます。

⑤完成

これ以上の艶を目指す場合、塗料の変更やエアブラシでの塗装が必要です。

より専門性が増すので、別記事を書く予定です。

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